
こんにちは、ゆきおです。^^
魅惑のリヒテンシュタイン公国。
総面積約160平方キロメートル、
南北25kmで日本の小豆島程度しかない
世界で6番目に小さな国ですが、
お城を始め、美術館、切手、
そしてなんといってもライン川とアルプスに
囲まれた大自然など魅惑の国といえます。
僕自身はできればもっと長く滞在したい国のひとつです。
でも、実際には
スイス観光のついでに、せっかくなので
足をのばして行ってみたという方が多いと思います。
この記事では、時間があまりないけど
できれば思い出に残る深い旅をしたい!
そんなあたなにノマドワーカー流旅の楽しみ方をあなたに
ご紹介したいと思います。
それぞれ別の記事をご参考ください。
この記事の目次
リヒテンシュタイン 観光ならファドゥーツ城が不動の定番
リヒテンシュタイン公国を訪れるなら
絶対に外せないのが
『ファドゥーツ城』です。
場所は、まさにリヒテンシュタインの首都にあります。
『ファドゥーツ市』の山腹にそびえ立ち
常にファドゥーツだけでなく、
リヒテンシュタイン全体を悠然と見守っているかのようです。
このお城はリヒテンシュタインの官邸として利用されており、
常時リヒテンシュタイン家が居住しています。
一般公開もされておらず
残念ながら中に入ることはできません。
ただし、お城の周りは特に厳重な警戒もなく
自由に観光が可能です。
ファドゥーツ城といえば、
あのルパン三世の『カリオストロ城』のモデルと
なったことでも大変有名です。
ファドゥーツの市中心街から
徒歩20分程度で行ける距離ですので
ここは迷わず行ってみましょう!
道順についてもまず迷うことはありませんが、
念のため下記を参考にしてください。
一応山道なのでクネクネしてますが、
分岐点では下のようなわかりやすい標識が
ありますので心配は不要です。
広々としたファドゥーツ城
ファドゥーツ城は意外に広々としています。
アルプスの山々を背景にした景色は、
まさに千金の価値ありといった感があります。
静寂と、新鮮な空気、吸い込まれるような奥行きのある景観、
春夏秋冬、それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。
さきほど御伝えしたとおり、
このお城は公爵が実際に居住しており
中に入ることはできませんが、
ここまで自由に周りを移動できると
とても親近感を感じることができます。
新鮮なアルプスの水をいただきましょう!
ファドゥーツ城のやや上の道路沿いの高台に
小さな空き地のような公園があります。
その中に、ポツンと水道が見えます。
もちろん自由にいただけますので
ぜひペットボトルなど持参して
アルプスの『聖水』をいただきましょう!
とてもヒンヤリしていて新鮮そのものです。
ファドゥーツ城のあとは手軽な散策コース
ファドゥーツ城の絶景を堪能したあとは、
同じルートで下山せず、
是非、別ルート(↓)で散策しながら癒されましょう!
目安としては、ファドゥーツ城の前のスロープのような
車道に沿って登りカーブを曲がらずに
まっすぐいくと
『Quadretschaweg(=クヴァドレチャ通り)』に入ります。
ここは道路が舗装されておらず車は入れないので
すぐにわかります。^^
やや広めの山道なので、
高い木々に包まれ最高の森林浴を楽しめます。
そこから眺めるアルプスの姿もまた絶景です。
わずか1km足らずの山道ですが、
日本とは異なるヨーロッパの風情を
感じながらゆっくり歩いてみてください。
途中、ちょろちょろ流れ出る
湧き水に出くわします。
湧き水なので飲めます。
さきほどの水質と同じですが、
こちらの方が気持ち
さらに新鮮なおいしいお水を味わえます。
静寂な山に聞こえる湧き水の音も
なかなかいいものです。
この道はをまっすぐ行くと民家が見えてきて
舗装された細い道路が見えてきます。
高級住宅街をうねり歩いてみる
山道を終えて、細い道路を下っていくと
ゆるい傾斜にそって、見るからに
高級住宅がポツン、ポツンと見えてきます。
一軒一軒ユニークな造りで一見の価値があります。
まさに、『山の手』の高級住宅街です。
日本であれば、軽井沢の別荘のような雰囲気ですが、
どうやらここは別荘ではなく
実際に常時住んでいる住宅のようです。
時折、住宅地の合間にある小さな泉のような場所は
憩いのスペースなのでしょう。
どことなく、中世ヨーロッパの名残を
感じさせてくれます。
こういったところに住んでいると
身も心も間違いなく癒されます。
僕はこの地区が好きなので何度か歩きました。
道なりに沿って下っていくと、
高級住宅街の終わりころに景色がパッと
開けてきます。
雄大なアルプスを背景に
一面に広がるワイン畑は日本では
なかなか見ることの難しい景色です。
この写真は冬に撮影したもので、
すでに葡萄は収穫されてしまっていました。。。
絵になるショットにたくさん出会える
ガイドブックでは紹介されない
日本人にとってレアな風景は
何気ない街角にあるものです。
例えばワインの伝統的葡萄搾り器↓
そして、ワイン畑にの入り口にあるゲート↓
これこそはまさに
自然のキャンパスに描かれた絵画
といってもいいくらいの景色です。
そして、スイスやリヒテンシュタインならではの
何気ない景色がこれ↓
古典的な民家に挟まれた石畳の道路から
臨むアルプスの山々も自然の絵画そのものです。
迷子になれない街 ファドゥーツ
ファドゥーツの街は、
地図をどんなに無視して
うねり歩いても迷うことはありません。
なぜなら、幹線道路は基本たったの1本のみで
南北に走っており、一番低地にあるからです。
もし迷ったら、まず低い方へ下りて、
幹線道路にたどり着いたら、南北だけを確かめて
歩いていれば、必ずホテルにたどり着けます。
また、高い建物がないので、
開けた場所に移動すれば、
あの『ファドゥーツ城』がどこからでも見えるので
道しるべになります。
便利なスーパーCOOP
朝昼晩レストランでは、
あまり面白味もないので、僕は
昼間はスーパーも利用します。
リヒテンシュタインにはいくつか
スーパーマーケットがありますが
ファドゥーツ市内では、
『COOP』が便利で近くておすすめです。
日本のコープ(生協)というか、
もっと一般的なスーパーです。
リヒテンシュタインだけでなく、
スイスにもたくさんある大変メジャーなスーパーです。
ファドゥーツ市内にも、2店舗ありますが、
僕がおすすめの散策コースにも途中一か所あるので
是非のぞいてみてください。
道路沿いのガソリンスタンドの中にあります。
日本のコンビニの2~3倍ほどの広さですが、
食料品、雑貨、お花などたいていのものは手に入ります。
また、日本へのお土産品やご当地お菓子など
お手頃価格で手に入るのでとても便利です。
夜9時まで開いているのでとても便利です。
お酒コーナーも充実しており、
飲める方は、ぜひご当地ビールを飲み比べすることを
おすすめします。
ほどよく歩き疲れた後の一杯は最高です!^^
シュタットル通りをのんびり散策
ファドゥーツの目抜き通りは、
『シュタットル通り』には、おしゃれなお店や
ちょっとした娯楽施設、国立美術館、大聖堂など
わずか200~300mの通りに並んでいます。
シュテットル通りにある州立近現代美術館↓
平日土日にかかわらず、
それなりににぎわっているので
ぶらっと歩いてみると新たな発見があるでしょう。
ただし、残念ながら日曜日はお休みの店が多いのでご注意ください。
チョコレート買うならレードラッハ
リヒテンシュタインでのお土産の定番は
やっぱりチョコレートですね。
とはいえ、
リヒテンシュタインのチョコというより
スイスで有名なチェーン店が
このシュタットル通りにあります。
お店の名前は、レダラッハ(Laderach)。
1962年にスイスで誕生した老舗チョコブランドです。
日本でも銀座三越などで販売されていましたが、
2020年3月に閉店してしまったようです(涙)。
やや高めですが、洗練されたイメージがあり
また板チョコもナッツ系がちりばめられていたり、
テーストも、ブラック(カカオ濃度別)やミルク、
キャラメル味など、食べ比べセット詰め合わせなどもあり。
お土産には喜ばれそうなものばかりです。
お店の雰囲気もとてもよく、
店員さんも笑顔で迎えてくれ
試食もさせてもらえました。
チューリッヒ空港(チェックイン後)でも購入できますが、
お値段的には街で購入する方が断然お得です。
*このお店も日曜日はお休みなのでご注意ください。
市民に交じってスケート
シュテットル通りで一番賑やかな場所は、
何と言ってもミニスケート場でしょう。
サーカス場のようなテントの下にスケートリンクがあります。
とはいっても、氷ではなくローラースケートですが。
とても賑やかな音楽が流れていて、
とても楽しそうです。
老若男女問わず、楽しめます。
このリンクの周りには、
ちょっとしたスタンドもあり
スケートはちょっと。。。という方も
ドリンク、ホットドック、アイスクリームなど豊富な品揃えです。
ファドゥーツ城を眺めながらのんびり食べるのもおすすめです。
いかがでしたか?
リヒテンシュタイン観光ガイドは
いろいろとネットで紹介されていますが、
思い出に残るちょっとした探検気分の観光は
僕の旅のスタイルでもあります。
これからリヒテンシュタイン観光にいってみたい
という方の参考になれば幸いです。